タジンの選び方、使い方

タジン鍋って何？名前の由来はモロッコの「タジン料理」から来ています。タジンとは肉や野菜をじっくりと煮込んだ料理のことで元々水が貴重な地方で生まれた鍋なのです。タジン鍋の尖ったフタは料理中に付いた蒸気が落ちやすい造りになっています。つまり、この鍋を使う事で少量の水で料理することができるのです。

タジンの大きさ選び

タジン鍋は大凡、直径15～25cmくらいのものが主流。
15～20cmくらい→１人～２人のメイン
20～25cmくらい→２人～４人のメイン
が、目安になります。また、深さも14cm～20cmくらいまであり直径にプラスαで選ぶと間違いありません。

蓋に穴のあるタジン鍋

まれに蓋に穴の開いている物があります。
吹きこぼれは少なくなりますが、蒸発量も多いのでこまめな水分管理が必要です。

タジン鍋の火加減

タジン鍋の調理の基本は、材料を鍋に入れたら、中火2分程度。
ある程度熱くなったところでざっくりかきまぜて、弱火。
料理によってはそのまま火を止め蒸し焼きにするくらい、じっくりゆっくり火を通します。また、炒める時は鍋が熱くなってから材料を入れましょう。炒め物の場合は特に水分量のこまめなチェックをしながら調理します。
溢れ火は禁物です。
蓋部は熱くならないものもありますが、鍋つかみ使用は鉄則。調理中もさることながら、冷めにくいタジン鍋は、調理後も熱いので気をつけて！テーブルに乗せる時は鍋敷き必須です！

小さいタジン鍋（1人～2人）

大きいタジン鍋（2人～4人）

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